2026.06.26
INFO
【発起人挨拶】ジョンパパ
~音楽が、屋久島の未来をつなぐと信じて~
私は長年、音楽と共に生きてきました。
全国各地でライブを行い、多くのミュージシャンと出会い、数え切れないほどのステージに立ってきました。
その中で、ずっと感じていたことがあります。
それは、
「本当に心を動かす音楽は、その土地の空気や人と結びついた時に生まれる」
ということです。
屋久島に出会った時、私は直感しました。
この島には、音楽が根付く力がある、と。
山、海、川、風、雨。
世界自然遺産という言葉だけでは表現できない“生命の音”が、屋久島には存在しています。
そして何より、島の人たちの温かさ。
都会では失われつつある「人と人との距離感」が、この島には残っていました。
だからこそ私は思ったのです。
「この島で、本物の音楽文化を育てたい」
単発のイベントではありません。
一度きりのフェスでもありません。
10年後、20年後。
屋久島の子どもたちが、
「昔から毎年、世界中の音楽家が屋久島に来ていた」
「子どもの頃から音楽が身近にあった」
そう語れる未来を、本気で作りたいと思っています。
最初は、小さなライブから始まりました。
機材も十分ではない。
予算もない。
スタッフも少ない。
それでも、回を重ねるたびに、人が増え、想いが増え、仲間が増えていきました。
「屋久島に、こんな音楽イベントがあったんだ」
「また来たい」
「続けてほしい」
そんな声が、少しずつ大きくなっていきました。
そして気付いたのです。
これは、単なる“ジャズライブ”では終わらない。
屋久島そのものの文化を育てる活動になっている、と。
そこから構想は大きく広がりました。
ジャズだけではなく、
ブルース、民族音楽、アコースティック、クラシック、ゴスペル、島唄、即興音楽——
“音楽に境界線を作らない”
それが、
「World Music in 屋久島」
という名前に込めた意味です。
世界中の音楽が、屋久島で交わる。
プロとアマチュア。
大人と子ども。
島民と観光客。
日本人と海外の人々。
すべてを超えて、音楽でつながる場所。
それを、この屋久島に作りたい。
この活動は、エンターテインメントだけが目的ではありません。
教育。
地域文化。
観光。
若者育成。
地域経済。
国際交流。
そのすべてにつながっていく可能性を持っています。
未来の屋久島の子どもたちが、
世界で活躍する音楽家になるかもしれない。
あるいは、
音楽を通して“自分の居場所”を見つけるかもしれない。
音楽には、人の人生を変える力があります。
私は、その瞬間を何度も見てきました。
だからこそ、今、本気でこのプロジェクトを育てています。
「World Music in 屋久島」は、まだ始まったばかりです。
ですが、この島だからこそできる音楽祭が、必ずあると信じています。
自然と音楽と人が共鳴する場所。
屋久島から、世界へ。
その第一歩を、今、ここから歩き始めています。
— ジョンパパ